デュタステリドとフィナステリドの違いを比較!効果・副作用・費用を解説

デュタステリドとフィナステリドの違いを比較!効果・副作用・費用を解説

「デュタステリドとフィナステリドの違いは?」

「デュタステリドとフィナステリドの相場費用が知りたい」

デュタステリドとフィナステリドの違いは、阻害する5αリダクターゼ(還元酵素)の型と効果の強さにあります。

AGA治療薬阻害する5αリダクターゼの型効果の強さ
デュタステリド5αリダクターゼのII型のみを阻害約71.4%
フィナステリド5αリダクターゼのI型・II型の両方を阻害約90.9%

デュタステリドとフィナステリドは、いずれも日本皮膚科学会の診療ガイドラインで推奨度AとされているAGA治療に用いられる5α還元酵素阻害薬です。

1ヶ月あたりの相場費用はデュタステリドが約3,100〜12,000円、フィナステリドが約1,300〜5,000円となります。

薬剤名月額の費用相場
デュタステリド約3,100〜12,000円
フィナステリド約1,300〜5,000円

この記事では、デュタステリドとフィナステリドの効果・副作用・費用相場を比較しながら、それぞれに向いている方の特徴を解説します。

どちらの薬が自分に合うかを判断する材料として、ぜひ参考にしてください。

なお、デュタステリドとフィナステリドを利用する際は自己判断ではなく医師に相談してから使用するようにしましょう。

オンライン診療なら病院に行かなくても治療を開始できますので、利用を検討してみて下さい。

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クリニック 料金※1 診療実績 診察料 配送料※2 診療時間 お届け
DMMオンラインクリニック DMMオンライン
クリニック
公式サイト
フィナステリドセット 月々1,550円~ デュタステリドセット 月々3,003円~ 300万件以上※4 無料 550円 24時間 最短当日発送※3
クリニックフォア クリニックフォア 公式サイト デュタステリド 月々4,498円~ +ミノキシジル内服 月々7,476円~ 1,000万件以上※5 無料処方なしは1,650円 550円 7:00~24:00土日祝も診療 最短翌日お届け
Oops HAIR Oops HAIR 公式サイト デュタステリド 月々5,478円~ +ミノキシジル内服 月々6,578円~ - 無料 550円 予約制カレンダーで確認 最短翌日お届け
注釈

※1:税込・1ヶ月あたりの薬代。DMMオンラインクリニックのセットはミノキシジル内服薬を含みます(適用条件は公式サイト参照)。他2院のデュタステリドは国内製0.5mg、12ヶ月定期(まとめ)利用時。Oops HAIRはLINEで届くコードの入力が必要です。
※2:1回あたり・税込
※3:当日到着は東京都23区・大阪市24区のみ(別途費用)
※4:2022年4月~2026年7月、全診療科のオンライン診療実績(薬の発送を含む)。※5 2020年4月~2026年8月のオンライン診療実績(薬の発送を含む)。
※:AGA治療は自由診療(保険適用外)です。処方は医師が判断します。効果の判定には6ヶ月程度の継続が目安です。主な副作用:デュタステリドは性欲減退・勃起不全・肝機能障害など、ミノキシジルは動悸・むくみ・多毛など。ミノキシジル内服薬・海外製の治療薬は国内未承認の医薬品です。2026年10月時点の情報です。

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・信頼性の高い一次情報に基づいた情報の掲載
・症状や状況に応じた分かりやすい情報整理と提供
・医療広告ガイドライン・関連法規への配慮

表現・情報掲載における対応方針

項目内容
事実に基づいた表現症状・治療法・費用などは公的機関や
ガイドラインに基づき正確に記載し、
誇張表現は行いません。
治療効果の表現「必ず治る」などの断定表現は避け、
効果や経過には個人差があることを明記します。
比較情報の取り扱い複数の治療法や選択肢を公平に提示し、
誤解を招く比較表現は行いません。
リスク・副作用の明記メリットだけでなく、
副作用や注意点についても適切に記載します。
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内容の中立性・公平性を維持します。

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目次

デュタステリドとフィナステリドの作用と効果の違いを解説

デュタステリドとフィナステリドの作用と効果の違いを解説

デュタステリドとフィナステリドは、どちらもAGA治療薬として処方されますが、体内での働き方に明確な違いがあります。

両薬の違いを理解するうえで鍵となるのが、AGAの原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)を生成する酵素への作用範囲と、その抑制の強さです。

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比較項目フィナステリドデュタステリド
阻害する5α還元酵素Ⅱ型Ⅰ型・Ⅱ型
血清DHT低下率のデータ例1mg投与で約71.4%低下0.5mgを24週間投与で約90.9%低下
半減期のデータ例反復投与時 約4時間定常状態 約3.4週間
主な副作用性機能関連症状、肝機能障害など性機能不全、肝機能障害・黄疸など
保険給付プロペシアは対象外ザガーロは対象外

阻害する5α還元酵素の型と、血清DHTへの作用を比較すると、両薬の作用機序の違いを整理できます。

医師が処方の判断をする際にも、この2点は重要な基準となっています。

デュタステリドとフィナステリドの作用と効果の違い

デュタステリドとフィナステリドでは阻害する酵素の型の数が違う

デュタステリドとフィナステリドでは阻害する酵素の型の数が違います。

5α還元酵素とは、男性ホルモンのテストステロンをDHTに変換する酵素のことで、DHTが毛乳頭細胞に作用することで髪の成長サイクルが乱れ、抜け毛が進行します。

フィナステリドが阻害できるのは、このうちⅡ型のみです。

フィナステリドは、5α-還元酵素Ⅱ型を選択的に抑制することによりテストステロンからジヒドロテストステロンへの変換を阻害し、発毛作用を示すものと考えられる。

引用:プロペシア錠0.2mg/プロペシア錠1mg|独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)

一方、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方を阻害できます。

5α還元酵素の型と分布・阻害薬の対応
  • Ⅱ型:頭皮・前立腺に多く分布。フィナステリド・デュタステリド両方が阻害
  • Ⅰ型:皮脂腺・肝臓に多く分布。デュタステリドのみが阻害
  • デュタステリドはⅠ型・Ⅱ型の両方を阻害するため、DHT生成を断つルートが増える

Ⅱ型は主に頭皮や前立腺に多く分布しており、Ⅰ型は皮脂腺や肝臓に多く存在しています。

フィナステリドはAGAに深く関与するⅡ型を的確に抑えますが、デュタステリドは両型を同時に阻害するため、DHT生成を断つルートが増えます。

デュタステリドはⅠ型・Ⅱ型の両方を阻害できるため、フィナステリドが届かないルートからのDHT生成も抑えられます。

阻害できる酵素の型の数が異なるという構造上の差が、次に解説する血清DHT低下率の違いに直結しています。

デュタステリドとフィナステリドではDHTの抑制率の高さが違う

デュタステリドとフィナステリドではDHTの抑制率の高さも違います。

試験データでは、デュタステリド0.5mgの血清DHT低下率は、フィナステリド1mgで報告された血清DHT低下率より大きい値を示しています。

フィナステリド1mgでは血清DHTが約71.4%低下した報告があり、デュタステリド0.5mgでは24週間投与時に約90.9%低下したデータがあります。

比較項目フィナステリドデュタステリド
阻害する酵素の型Ⅱ型のみⅠ型・Ⅱ型の両方
血清DHT低下率のデータ例約71.4%約90.9%(0.5mg・24週)

デュタステリドでは、頭皮中DHTの低下と毛髪数の増加との関連が報告されています。

ただし、DHTの低下率のみで薬剤の優劣や副作用の出やすさを判断することはできません。効果と副作用の両面を医師と確認してください。

フィナステリドで十分な発毛効果を得られている方にとっては、デュタステリドへの切り替えが必須とは言えない場合もあります。

フィナステリドは、効果確認まで通常6か月の連日投与が必要とされています。

6か月以上投与しても男性型脱毛症の進行遅延がみられない場合は、継続の可否や他の治療選択肢について医師に相談してください。

血清DHTへの作用は薬剤の特徴の一つで、治療薬の選択は服用歴や症状、既往歴などを踏まえて医師と相談して決めます。

デュタステリドとフィナステリドで起こる副作用の違い

デュタステリドとフィナステリドでは性機能低下や肝機能障害の発症リスク、乳房障害の発症率など副作用にも違いがあります。

デュタステリドとフィナステリドは、いずれも性機能に関する副作用や肝機能障害が報告されています。

デュタステリドはⅠ型・Ⅱ型の5α還元酵素を阻害し、フィナステリドはⅡ型を阻害します。

副作用については、それぞれの添付文書に記載された種類・頻度・注意事項を個別に確認することが大切です。

フィナステリド、デュタステリドともに、性機能に関する症状が投与中止後も持続したとの報告があります。

ここではデュタステリドとフィナステリドで起こり得る副作用の違いについて解説します。

デュタステリドの方が性機能低下の発症率が高い

性機能低下の副作用に関しては、デュタステリドの方が発症率が高いといわれています。

デュタステリド、フィナステリドともに、リビドー減退や勃起機能不全などの性機能関連症状が副作用として報告されています。

これは、フィナステリドがII型の5αリダクターゼのみを阻害するのに対し、デュタステリドはI型とII型の両方にブロックするためです。

男性ホルモンに関与する酵素をより広範囲に抑える分、高い発毛効果が期待できる反面、性機能への影響も出やすくなります。

両剤を同一試験内で比較した審査資料では、デュタステリド0.5mg群とフィナステリド1mg群の副作用発現率は項目ごとに異なり、勃起不全はデュタステリド5.4%・フィナステリド5.6%、リビドー減退はデュタステリド2.2%・フィナステリド3.9%、射精障害はいずれも1.1%でした。

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副作用フィナステリド1mgデュタステリド0.5mg
勃起不全5.6%5.4%
リビドー減退3.9%2.2%
射精障害1.1%1.1%

ただし、発生率は数%程度であり、副作用の現れ方には個人差があります。

AGA治療では、副作用や治療期間などを十分に確認せずに始めると、「治療を始めてから後悔した」と感じる場合もあります。

AGA治療で後悔する理由や後悔しないためのポイントについても、以下の記事で治療前に確認しておきましょう。

症状が気になる場合は服用量の調整やフィナステリドへの切り替えなどが検討される場合があるため、自己判断せず医師に相談してください。

デュタステリドの方が肝機能障害の発症リスクが高い

肝機能障害に関してもデュタステリドの方がフィナステリドと比較して発症リスクや身体への負担がやや高いと考えられています。

その主な理由は、成分が体内に留まる時間を示す「半減期」の違いです。

フィナステリドの半減期が約3〜5時間であるのに対し、デュタステリドは約2〜3週間と長く体内に残り続けるため肝臓で分解・代謝処理を行う時間も長くなります。

また、I型・II型両方の5αリダクターゼを強力に阻害する点も影響しています。

肝機能障害は、デュタステリドとフィナステリドのいずれでも重大な副作用として記載されています。

肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
AST、ALT、ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。

引用:ザガーロカプセル0.1mg/ザガーロカプセル0.5mg|独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)

肝機能に関する注意点
  • デュタステリド:主に肝臓で代謝され、重度の肝機能障害がある方は禁忌
  • フィナステリド:主に肝臓で代謝され、肝機能障害患者での臨床試験は実施されていない
  • 両薬とも肝機能障害は重大な副作用として記載され、発現頻度は不明

倦怠感、黄疸、食欲不振など気になる症状が現れた場合は、速やかに処方医へ相談してください。

肝機能に不安がある場合は、治療開始前に医師へ伝え、必要に応じて検査や経過観察を受けてください。

デュタステリド・フィナステリドともに乳房障害の発症率は副作用の中でも低い傾向にある

乳房関連症状は、デュタステリドとフィナステリドの両薬で報告されています。

ザガーロの添付文書では乳房障害が1%未満とされています。一方、プロペシアでは乳房圧痛・乳房肥大が頻度不明として記載されています。

そのため、両薬とも「副作用の中でも発症率が低い」と一律に比較することはできません。デュタステリドでは1%未満という頻度が示されていますが、フィナステリドは頻度不明のため、同じ基準での比較はできない点に注意が必要です。

乳房障害が現れた際の対応ポイント
  • 乳房の張り・痛み・しこりなどが気になる場合は医師へ相談する
  • 薬剤の副作用だけでなく、別の原因がないか確認が必要な場合がある
  • 症状に応じて適切な診療科を案内してもらう

乳房関連症状の原因を自己判断することはできないため、症状がある場合は医療機関で評価を受けてください。

デュタステリドとフィナステリドで体への残り方の違いについて解説

デュタステリドとフィナステリドは、体内での成分の残り方にも違いがあります。

この差は半減期、つまり体内の成分量が半分になるまでにかかる時間の長さによって生じます。

両薬では薬物動態が異なり、添付文書のデータではデュタステリドの半減期はフィナステリドより長いことが示されています。

添付文書のデータでは、デュタステリド0.5mgの定常状態における半減期は約3〜5週間、フィナステリド1mgの半減期は約6〜8時間です。

半減期は薬物動態を示す指標の一つですが、臨床効果の持続や副作用の回復時期を半減期だけから判断することはできません。

デュタステリドの成分が体内で半分に減るまでの時間は約3〜5週間で長い

デュタステリド0.5mgを反復投与したデータでは、定常状態における半減期は約3〜5週間です。

デュタステリド0.5mgを24週間反復投与した後も血清中濃度が測定され、最終投与後20週で定量下限未満となったデータがあります。

反復投与終了後も一定期間、血清中濃度が測定されたデータがあります。服用の中止や変更は医師の指示に従ってください。

デュタステリドの薬物動態と服用上の注意
  • 定常状態での半減期は約3〜5週間
  • 24週間反復投与後、0.5mgでは最終投与後20週で血清中濃度が定量下限未満となったデータがある
  • 服用終了後6カ月間は献血できない
  • 服用方法や中止時期は医師の指示に従う

副作用の有無や持続期間には個人差があり、半減期だけで予測することはできません。

ザガーロの添付文書では、性機能不全が投与中止後も持続したとの報告があります。症状がある場合は医師へ相談してください。

また、デュタステリドを服用中の男性は、服用終了後6カ月間は献血が禁止事項です。

これは体内に残った成分が献血された血液を通じて妊婦や胎児に影響を与える可能性があるためです。

薬物動態の違いも含め、治療薬の選択や変更は症状・治療効果・副作用・既往歴などを踏まえて医師と相談してください。

項目詳細
薬剤名デュタステリド
半減期定常状態で約3〜5週間
投与終了後の血中濃度0.5mgを24週間投与後、20週で定量下限未満
献血制限服用終了後6カ月間禁止
副作用への対応症状がある場合は医師へ相談

フィナステリドの成分が体内で半分に減るまでの時間は約6〜8時間で短い

フィナステリドはデュタステリドより半減期が短い薬です。

国内のプロペシア添付文書に記載されたデータでは、フィナステリド1mgの半減期は約6〜8時間です。

半減期がデュタステリドより短いことは薬物動態上の違いですが、副作用の回復時期を半減期だけで予測することはできません。

フィナステリドの薬物動態と服用上の注意
  • 国内添付文書では1mg投与時の半減期は約6〜8時間
  • 服用終了後1カ月間は献血できない
  • 効果を持続させるには継続的な服用が必要
  • 飲み忘れ時は2回分をまとめて服用せず、処方時の指示に従う

フィナステリドは妊婦などへの投与が禁忌です。錠剤が粉砕・破損した場合は、妊婦または妊娠している可能性のある女性、授乳中の女性は取り扱わないでください。

項目詳細
薬剤名フィナステリド(代表的な先発品名:プロペシア)
半減期約 3〜5 時間
投与終了後の血中濃度投与中止後約24時間でほぼ血中から検出されないレベルまで低下
献血制限服用終了後 1ヶ月間 は献血不可
副作用への対応症状が現れた場合は服薬を中止し、医師や薬剤師に相談

デュタステリドとフィナステリドで費用相場の違いを比較

デュタステリドとフィナステリドの料金は、薬剤の種類や医療機関、契約条件によって異なります。

継続治療になる場合があるため、薬代だけでなく診察料・送料などを含む総額を事前に確認することが大切です。

デュタステリド・フィナステリドの料金確認ポイント

AGA治療目的のプロペシアとザガーロは保険給付の対象外で、自由診療として扱われます。料金は医療機関ごとに異なります。

費用の目安を事前に把握しておくことで、治療を始める前に無理のない継続計画を立てやすくなります。

料金を比較する際は、薬代だけでなく診察料・送料・定期配送の条件なども確認しましょう。

デュタステリドの1ヶ月あたりの費用相場

デュタステリドの1ヶ月あたりの費用相場は約1,300〜5,000円が目安です。

デュタステリドの料金は、医療機関、先発品・ジェネリックの違い、診察料、送料、定期配送などの条件によって異なります。

2026年10月に確認できる公式料金例では、DMMオンラインクリニックのデュタステリド0.6mgは単月5,390円(税込)、1カ月ごとの定期便4,840円(税込)です。

AGAスキンクリニックでは国内承認薬のザガーロ30錠が初回5,300円、2回目以降10,450円と案内されています。

医療機関によって価格設定が異なり、オンライン診療と対面診療でも診察料や送料などの条件が異なる場合があります。

同じデュタステリドでも、先発品と後発品(ジェネリック)では料金が異なる場合があります。

AGA治療に用いられるデュタステリドの先発品はザガーロです。料金を比較する際は、製品名・成分量・1回の処方量に加え、診察料や送料なども含めて確認してください。

同じ成分でも医療機関や薬剤によって料金が異なるため、単純な価格差だけで治療薬を選ばず、処方内容と総額を確認してください。

継続期間によって総費用は大きく変わるため、月額だけでなく年間の支払見込みも確認しておくとよいでしょう。

料金を比較する際は、薬剤名・成分量・国内承認薬かどうか・診察料や送料の有無なども確認してください。

デュタステリドへの切り替えを検討している場合は、現在通院しているクリニックでの処方価格と、オンライン診療の価格を比較してみてください。

薬剤名デュタステリド
料金医療機関・薬剤・処方条件により異なる
先発品ザガーロ
ジェネリック品医療機関により料金が異なる
保険適用AGA治療目的は適用外

フィナステリドの1ヶ月あたりの費用相場

フィナステリドの1ヶ月あたりの費用相場は約3,100〜12,000円が目安です。

フィナステリドの料金は、医療機関、先発品・ジェネリックの違い、診察料、送料、定期配送などの条件によって異なります。

2026年10月に確認できる公式料金例では、DMMオンラインクリニックのフィナステリド1mgは単月3,960円(税込)、1カ月ごとの定期便3,520円(税込)です。

AGAスキンクリニックのジェネリック医薬品フィナステリド1mgは初回3,700円、2回目以降6,600円と案内されています。

ジェネリック医薬品を取り扱う医療機関もあり、受診方法や契約条件によって料金は変わります。

費用面を比較する際は、同じフィナステリドでも先発品かジェネリックか、診察料や送料が別途かかるかを確認しましょう。

フィナステリドが費用を抑えやすい理由
  • 先発品とジェネリックでは料金が異なる
  • オンライン診療と対面診療で診察料・送料などの条件が異なる場合がある
  • 薬代だけでなく総額を確認する

AGA治療に用いられるフィナステリドの先発品はプロペシアです。料金を比較する際は、製品名・成分量・1回の処方量に加え、診察料や送料なども含めて確認してください。

料金は医療機関や薬剤によって異なります。ジェネリックを希望する場合は、処方薬の製品名・成分量・料金を診察時に確認してください。

料金だけで治療薬を決めず、効果・副作用・既往歴などを含めて医師と相談したうえで選択しましょう。

薬剤名フィナステリド
料金医療機関・薬剤・処方条件により異なる
先発品プロペシア
ジェネリック品医療機関により料金が異なる
保険適用AGA治療目的は適用外

デュタステリドとフィナステリドは、治療の段階や症状の進行度によっておすすめな人が異なります。

薬剤の作用機序、これまでの治療歴、既往歴、副作用への配慮などを踏まえ、医師と相談して治療薬を選びます。

フィナステリドとデュタステリドはいずれも男性型脱毛症に対して推奨される内服薬です。

一律の順番が決められているわけではなく、薬剤選択は医師の診断に基づいて行います。

薬の特性と自分の状況を照らし合わせて、担当医師と相談のうえで選択しましょう。

デュタステリドはフィナステリドで効果が感じられなかった方におすすめ

デュタステリドはフィナステリドで効果が感じられなかった方におすすめです。

デュタステリドは、男性における男性型脱毛症を効能・効果として承認されている治療薬です。

フィナステリドを通常6か月以上使用しても進行遅延が十分に確認できない場合、医師がデュタステリドへの変更を含む別の治療方針を検討することがあります。ただし、すべての方に切り替えが推奨されるわけではありません。

Ⅰ型とⅡ型の両方の5α還元酵素を阻害します。臨床試験では、デュタステリド0.5mg群で毛髪数の増加が示されていますが、薬剤選択は症状や副作用への配慮を含めて医師が判断します。

デュタステリドで確認しておきたい点
  • Ⅰ型・Ⅱ型の5α還元酵素を阻害する
  • 治療効果の評価には通常6か月が必要
  • 性機能不全や肝機能障害・黄疸などの副作用が報告されている
  • 重度の肝機能障害がある方には投与できない

定常状態における半減期は約3.4週間で、フィナステリドより長いことが特徴です。

デュタステリドでは、性機能不全が投与中止後も持続したとの報告があります。症状がある場合や薬剤変更を検討する場合は医師へ相談してください。

フィナステリドは通常6か月の連日投与で効果を評価します。効果が不十分な場合は、デュタステリドへの変更を含めた治療方針を医師と相談します。

ただし、切り替えは自己判断で行わず、現在の症状、これまでの治療効果、副作用、既往歴や併用薬などを踏まえて医師と相談しながら進めましょう。

デュタステリドの基本情報
成分名デュタステリド(Dutasteride)
主な先発薬品名ザガーロ(Zagallo)
分類5α還元酵素I型・II型阻害薬(AGA治療薬)
作用メカニズム薄毛の原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)の生成に関与する「5αリダクターゼ」のI型とII型の両方を阻害し、ヘアサイクルを正常化・発毛を促進する
主な効果抜け毛の進行抑制、発毛促進・毛髪の太さ改善
用途・適応男性型脱毛症(AGA)
用法・用量成人男性は1日1回(0.1mg〜0.5mg)
効果発現の目安服用開始から約6ヶ月
(最低でも3〜6ヶ月の継続が必要)
主な副作用性欲減退、勃起機能障害(ED)、射精障害、肝機能障害、乳房障害・圧痛など(発生頻度は数%程度)
半減期約 2〜3 週間
(定常状態到達時)
献血制限服用中止後 6ヶ月間 は献血不可
併用禁忌・注意妊娠中または妊娠の可能性のある女性は触れることも禁止
(カプセル破損時の経皮吸収による胎児へのリスクがあるため)

フィナステリドはAGA治療を初めて始める方におすすめ

フィナステリドはAGA治療を初めて始める方におすすめです。

フィナステリドは、男性における男性型脱毛症の進行遅延を効能・効果として承認されており、AGA治療を初めて受ける方でも処方候補の一つになります。

ただし、日本皮膚科学会の診療ガイドラインではフィナステリドとデュタステリドはいずれも男性型脱毛症に対して推奨度Aです。初回治療では必ずフィナステリドを選ぶという一律の基準はありません。

Ⅱ型の5α還元酵素を阻害し、DHTの産生を抑えることで男性型脱毛症の進行を遅らせます。副作用の出方には個人差があります。

反復投与時の半減期は約4時間です。ただし、副作用の持続期間を半減期だけで予測することはできません。

フィナステリドで確認しておきたい点
  • Ⅱ型5α還元酵素を阻害する
  • 効果確認まで通常6か月の連日投与が必要
  • 性機能関連症状や肝機能障害などの副作用が報告されている
  • ジェネリック医薬品もあるため料金は医療機関ごとに確認する

効果が確認できるまで通常6か月の連日投与が必要とされているため、定期的に医師と効果・副作用を確認しながら継続します。

料金は医療機関や薬剤によって異なるため、継続する場合の総額を事前に確認してください。

フィナステリドを使用する場合は、通常6か月を目安に効果を評価し、継続の必要性を医師と確認してください。

フィナステリドでも性機能低下や肝機能障害の副作用が報告されています。服用中に気になる症状が現れた場合は、自己判断で中止せず、速やかに処方医に相談しましょう。

フィナステリドの基本情報
成分名フィナステリド(Finasteride)
主な先発薬品名プロペシア(Propecia)
分類5α還元酵素II型阻害薬(AGA治療薬)
作用メカニズム薄毛の原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)の生成に関与する「5αリダクターゼ(II型)」を阻害し、ヘアサイクルを正常化・抜け毛を予防する
主な効果抜け毛の進行抑制、維持・改善
用途・適応男性型脱毛症(AGA)※女性や小児は服用不可
用法・用量通常、成人男性は1日1回(0.2mg〜1mg)を水で服用
効果発現の目安服用開始から約6ヶ月(最低でも3〜6ヶ月の継続が必要)
主な副作用性欲減退、勃起機能障害(ED)、肝機能障害、乳房障害・圧痛など(発生頻度は数%程度)
半減期約 3〜5 時間
献血制限服用中止後 1ヶ月間 は献血不可
併用禁忌・注意妊娠中または妊娠の可能性のある女性は触れることも禁止(経皮吸収による胎児へのリスクがあるため)

デュタステリドとフィナステリドを切り替えるタイミング

フィナステリドからデュタステリドへの切り替えを検討する場合は、まず現在の治療効果と副作用を医師と評価することが重要です。

AGA治療薬は服用開始直後から目に見える変化が出るわけではなく、毛周期に沿ってゆっくりと作用するため、判断を急ぐと効果が出ていないのか薬が合っていないのかの区別がつかなくなります。

切り替えのタイミングと、切り替え後の経過観察の期間を正しく把握したうえで、医師と相談しながら治療方針を決めていきましょう。

デュタステリドとフィナステリドは服用開始から6ヶ月〜12ヶ月経過したタイミングで切り替える

プロペシアの添付文書では、効果確認まで通常6か月の連日投与が必要とされています。

一方で、「6〜12か月経過したら切り替える」という一律の基準は添付文書には定められていません。

6か月を一つの評価時期として、治療効果や副作用、本人の希望などを踏まえて医師が継続・変更・中止を判断します。

AGA治療薬の効果は、髪の毛が成長・休止・脱落を繰り返す毛周期に沿って現れるため、服用開始から数ヶ月では評価できません。

6か月以上投与しても男性型脱毛症の進行遅延がみられない場合は、投薬継続の可否や他の治療選択肢について医師が検討します。

STEP
フィナステリドを6ヶ月以上継続服用する

毛周期に沿って薬が作用するため、最低6ヶ月は効果を評価できる期間として服用を続ける。

STEP
6ヶ月を目安に担当医と効果を評価する

進行遅延が十分に確認できない場合は、継続・変更・中止を医師と相談する。

STEP
医師の指示のもとデュタステリドへ切り替える

切り替え方法や開始時期は一律ではないため、医師が指示した方法で変更し、その後の効果と副作用を確認する。

治療効果の評価は自己判断せず、診察時に頭髪の状態や副作用の有無を医師と確認してください。

効果が確認できるまで通常6か月の連日投与が必要とされています。自己判断での切り替えは避け、担当医に相談してください。

切り替えの判断は、頭皮の状態や抜け毛の量の変化を担当医が診察したうえで行うものです。

服用期間の目安を把握したうえで、定期的な通院と診察を続けるようにしてください。

切り替えてから効果を実感するまではさらに数か月の経過観察が必要になる

デュタステリドへ切り替えた後も、すぐに変化を実感できるわけではありません。

ザガーロは治療効果を評価するために通常6か月の治療が必要とされています。

切り替え後も医師の指示に従って経過を確認します。

デュタステリドでも治療効果の評価には通常6か月が必要とされており、短期間の見た目の変化だけで効果を判断しないことが大切です。

切り替え後の経過観察で確認すべきポイント
  • 切り替え後も自己判断で増量・減量しない
  • 通常6か月を目安に治療効果を評価する
  • 性機能不全・肝機能に関する症状などがあれば担当医へ報告する
  • 継続・変更・中止は医師と相談して決める

切り替え直後に「変化がない」と感じても、それは薬が効いていないことを意味するわけではないため、焦らず経過を見ていくことが求められます。

デュタステリド0.5mgの臨床試験では毛髪数の増加が示されていますが、治療効果には個人差があります。

ただし、デュタステリドは体内への成分の蓄積が起きやすい薬であるため、切り替え後は副作用の有無についても担当医に定期的に報告しながら服用を続けてください。

切り替えから6ヶ月を経過した時点で、担当医と改めて効果と副作用のバランスを評価し、継続・変更・中止を判断しましょう。

デュタステリドとフィナステリドを服用する際の注意点

デュタステリドとフィナステリドを適切に使用するには、用法・用量と注意事項を事前に把握しておく必要があります。

どちらの薬も医師の処方のもとで長期間服用するものであるため、自己流の服用方法や判断は治療効果を損なうだけでなく、健康上のリスクを高める場合があります。

また、持病や服用中の薬の種類によっては、そもそも処方を受けられないケースも見られるところです。

処方前に医師へ正確な情報を伝え、服用中に疑問や症状が生じた場合は医療機関へ相談しましょう。

用法・用量を守って服用する

デュタステリドもフィナステリドも、1日1回・決められた用量を毎日継続することが治療効果を得るための基本です。

自己判断で用量を変更しないでください。フィナステリドでは、増量による効果の増強は確認されていません。

飲み忘れ時の対応は処方時の指示に従い、次の服用時間が近い場合など判断に迷うときは医師・薬剤師へ確認してください。

飲み忘れを補うために2回分をまとめて服用することは、過剰摂取となるため避けてください。

用法・用量を守るための実践ポイント
  • 処方された用量・回数を守る
  • 増量による効果増強は確認されていない
  • 飲み忘れ時に2回分をまとめて服用しない
  • フィナステリド錠は分割・粉砕しない
  • デュタステリドカプセルは噛んだり開けたりしない

食事の影響については、どちらの薬も食前・食後を問わず服用できますが、毎日同じタイミングで飲む習慣をつけることで飲み忘れを防ぎやすくなります。

フィナステリド錠は分割・粉砕しないこと、デュタステリドカプセルは噛んだり開けたりしないことが添付文書で案内されています。

デュタステリドは経皮吸収されるため、女性や小児はカプセルから漏れた薬剤に触れないよう注意が必要です。

用法・用量に関して不明な点が生じた場合は、自己判断で変更せずに処方を受けたクリニックへ確認しましょう。

服用頻度1日1回
食事の影響食前・食後どちらでも可
飲み忘れ対応2回分をまとめて服用せず、処方時の指示や医師・薬剤師、各製品の患者向け情報に従う
錠剤・カプセルの取り扱い砕いたり割ったりしない

自己判断で服用を中止すると症状が元の状態へ戻る可能性がある

AGA治療薬は、治療効果を確認しながら医師の指示のもとで継続して使用します。

自己判断で服用を中止すると薬によるDHT抑制作用が続かなくなるため、時間の経過とともにAGAが再び進行する可能性があります。

中断によるリスク内容
薄毛の再進行薬の効果が切れ、元の状態やそれ以上に抜け毛が進む
効果のリセットこれまでの髪の改善や、投じた費用・時間が無駄になる
再開時の効果低下再び服用しても、前ほど効果が出にくくなる場合がある
精神的ストレス抜け毛が一気に増え、強い不安を感じやすくなる
誤った自己判断副作用なのか別の原因か分からず、適切な対処を逃す

ただし、どの程度・どの時期に元の状態へ近づくかには個人差があり、一律には決められません。

服用を中止した後のDHTや症状の変化には個人差があるため、自己判断で経過を決めつけず、治療の継続・変更・中止について処方医へ相談してください。

フィナステリド・デュタステリドは効果を持続させるために継続的な服用が必要とされているため、中止を検討する場合は医師へ相談してください。

飲み忘れや一時的な中断があった場合も自己判断で追加服用せず、処方時の指示または医師・薬剤師の案内に従ってください。

中断後に服用を再開する場合も、再開時期や用量を自己判断せず処方医へ確認してください。

デュタステリド・フィナステリドが服用できないケースもある

デュタステリドとフィナステリドには、服用できない条件が定められています。

特徴的なのが女性と小児への禁忌です。

特に妊婦または妊娠の可能性がある女性は、薬剤が胎児の性器発育に影響を与えるリスクがあるため、錠剤やカプセルへの接触自体を避ける必要があります。

服用不可のケース理由・リスク
女性(全般)男児胎児の生殖器発達に悪影響。妊婦は触るのも厳禁
小児・未成年安全性・有効性が確立されていない
成分へのアレルギー歴過去に過敏症を起こした経験がある場合
重度の肝機能障害薬の代謝ができず、副作用リスクが高まる

フィナステリドは錠剤が粉砕・破損した場合、妊婦などは取り扱わないでください。デュタステリドは女性や小児がカプセルから漏れた薬剤に触れないよう注意が必要です。

重度の肝機能障害がある方へのデュタステリド投与は禁忌です。

フィナステリドについても、過去にアレルギー反応が出た経験がある方は処方を受けられません。

デュタステリドは主としてCYP3A4で代謝され、リトナビルなどCYP3A4阻害作用を有する薬剤との併用に注意が必要です。現在服用中の薬がある場合は、処方前に必ず医師へ申告しましょう。

服用可否の最終判断は医師が行うものであり、自己判断での服用開始は避けてください。

個人輸入品は承認外・偽造品のリスクがある

個人輸入で入手したAGA治療薬は、日本の医薬品医療機器等法(薬機法)に基づく品質・有効性・安全性の確認を受けていないため、健康被害をまねくリスクが高いです。

国内承認薬を処方する医療機関では、承認された製剤を使用します。

しかし自由診療では未承認薬が使用される場合もあるため、服用前には薬剤名・承認状況・入手経路を必ず確認しましょう。

個人輸入品の主なリスク
  • 品質リスク:有効成分が不足・過剰・別物質が含まれる可能性
  • 補償なし:副作用が生じても医薬品副作用被害救済制度の適用外
  • 治療管理の問題:医師に伝えずに服用すると正確な用量調整・副作用管理ができない
  • 代替手段:医師処方のジェネリック医薬品で費用を抑えながら同等の品質を確保できる

個人輸入品は医師が処方していないため、副作用が発生しても治療費などはすべて自己負担となります。

日本国内で医薬品医療機器等法を遵守して販売等されている医薬品については、それを適正に使用したにもかかわらず重大な健康被害が生じた場合に、その救済を図る公的制度(医薬品副作用被害救済制度)があります。 しかし、個人輸入された医薬品による健康被害については救済対象となりません。

引用:医薬品等を海外から購入しようとされる方へ |厚生労働省

また、個人輸入品を服用中であることを医師に伝えずに受診すると、正確な治療歴が把握できず、適切な用量調整や副作用管理が行われないまま治療が進む恐れがあります。

個人輸入ではなく、正規のクリニックで処方を受けることを選択してください

デュタステリドとフィナステリドの違いに関するよくある質問

デュタステリドとフィナステリドについて、治療を検討している方や服用中の方から寄せられる疑問は多岐にわたります。

商品名と一般名の関係、切り替え時の手順、飲み忘れへの対処、ミノキシジルとの併用可否など、日常的な服用場面で生じる疑問を中心にまとめました。

医師に相談する前の確認事項として、また診察時に質問する内容を整理するうえでも参考にしてください。

プロペシアとザガーロの違いはなんですか?

プロペシアはフィナステリドの先発品(オリジナル製品)で、ザガーロはデュタステリドの先発品です。

つまり、商品名が異なるだけで、プロペシア=フィナステリド、ザガーロ=デュタステリドという関係にあります。

商品名と一般名の対応関係
  • プロペシア=フィナステリドの先発品(Ⅱ型5α還元酵素を阻害)
  • ザガーロ=デュタステリドの先発品(Ⅰ型・Ⅱ型5α還元酵素を阻害)
  • どちらもジェネリック医薬品がある

両者の薬としての違いは、この記事で解説してきた通り、阻害する酵素の型の数と血清DHT低下率にあります。

フィナステリドはⅡ型の5α還元酵素を阻害し、デュタステリドはⅠ型・Ⅱ型の両方を阻害します。

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項目プロペシアザガーロ
有効成分フィナステリドデュタステリド
対象酵素5αリダクターゼ II型のみ5αリダクターゼ I型・II型の両方
主な効果抜け毛の予防・進行抑制抜け毛予防 + 発毛・毛髪の太さ改善
発毛効果の強さ標準プロペシアより高め(約1.6倍とも)
半減期短い(約3〜5時間)長い(約2〜3週間)
休薬期間服用中止後 1ヶ月服用中止後 6ヶ月
価格帯比較的手頃やや高め
女性・未成年の服用不可(妊婦は触るのも厳禁)不可(妊婦は触るのも厳禁)

クリニックでは先発品の代わりに、同一成分のジェネリック医薬品が処方されることも多く、その場合は費用を抑えられます。

商品名で混乱した際は、フィナステリド系かデュタステリド系かを確認するようにしてください。

フィナステリドからデュタステリドへ切り替える際に休薬期間は必要ですか?

フィナステリドからデュタステリドへ切り替える際の休薬期間について、添付文書には一律の基準が定められていません。

切り替え時期や開始方法は患者の状態によって異なるため、処方医の指示に従ってください。

ただし、切り替えのタイミングや方法は個人の状態によって異なるため、自己判断で切り替えず、担当医に相談したうえで進めることが推奨されます。

自己判断での切り替えや併用は避け、医師の指示に従ってください。

デュタステリドからフィナステリドに戻すことはできますか?

デュタステリドからフィナステリドへの変更を検討する場合は、現在の治療効果や副作用などを踏まえて処方医に相談してください。

デュタステリドは定常状態での半減期が約3.4週間で、服用中止後も一定期間体内に残ります。

デュタステリドは定常状態での半減期が約3.4週間と長いため、変更の可否や開始時期は薬物動態も踏まえて医師が判断します。

変更を希望する理由が副作用でも治療効果でも、自己判断で切り替えず処方医と相談して進めましょう。

デュタステリド・フィナステリドを飲み忘れてしまったときはどうすればいいですか?

飲み忘れた場合の具体的な服用タイミングは、処方時の指示や各製品の患者向け情報に従ってください。

判断に迷う場合は医師・薬剤師へ確認しましょう。

飲み忘れを補うために2回分をまとめて服用することは避け、自己判断で追加服用しないでください。

飲み忘れた時の基本的な対処法は以下の通りです。

状況対処法
気づいた時すぐに1回分を飲む
(ただし、次の服用時間が近い場合は飛ばす)
次の服用時間が近い時忘れた分は飲まず、次の決まった時間に1回分だけ飲む
絶対にしてはいけないこと絶対に2回分(2錠)をまとめて飲まない
※まずは医師に相談し、詳しい対処法を確認しましょう

飲み忘れが治療効果に与える影響を一律に判断せず、処方どおりの服用を続けることが大切です。

飲み忘れが続く場合は、服用を継続しやすい方法について医師・薬剤師へ相談してください。

デュタステリド・フィナステリドはミノキシジル外用薬と併用できる?

日本皮膚科学会の診療ガイドラインでは、男性型脱毛症に対してフィナステリド内服、デュタステリド内服、ミノキシジル外用はいずれも推奨されています。

5α還元酵素阻害薬とミノキシジル外用薬は作用機序が異なりますが、使用する薬剤や用量は診察のうえで決めます。

併用時の効果や副作用には個人差があるため、自己判断で薬剤を追加しないでください。

ただし、ミノキシジルの使用量や頻度は製品の用法に従い、過剰な使用は頭皮への刺激になる場合があります。

フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル外用はいずれも男性型脱毛症に対して日本皮膚科学会の診療ガイドラインで推奨されています。

併用を検討する際は、担当医に現在の状態を伝えたうえで処方を受けてください。

デュタステリドとフィナステリドは併用できますか?

デュタステリドとフィナステリドの2剤を同時に服用することは、一般的に行われておらず、推奨されていません。

両薬はいずれも5α還元酵素阻害薬であり、2剤併用は承認された標準的な用法ではありません。

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注意点・リスク詳細
効果の上乗せは期待できないどちらも同じ仕組み(5αリダクターゼ阻害)で作用するため、2つ同時に飲んでも効果は倍増しない
副作用リスクのみが高まる肝機能障害や性機能障害(ED・性欲減退)などの副作用の発現リスクや身体への負担が増加する
経済的負担が増加する効果が変わらないにもかかわらず、薬剤費用が二重にかかってしまう
原則として同時併用不可専門医の指導下での切り替え期間(移行期)を除き、自己判断での同時服用は絶対に行わない

デュタステリドとフィナステリドを自己判断で同時服用せず、治療変更が必要な場合は担当医に相談してください。

治療効果が不十分と感じる場合は、自己判断で2剤を重ねず、継続・変更・中止を担当医に相談しましょう。

デュタステリドとフィナステリドに保険は適用されますか?

デュタステリドとフィナステリドは、AGA治療を目的として処方される場合、健康保険の適用外となります。

AGA(男性型脱毛症)は保険診療の対象疾患に含まれていないため、治療にかかる費用はすべて自己負担の自由診療となります。

保険外併用療養費は、保険診療と併用が認められている療養費のことを言います。保険収載されていない先進的な医療や治療を受ける時に、一般的な治療(診療・検査・投薬・入院料など)については保険を適用し、それ以外の特別な医療やサービスについては全額自己負担となるものです。

引用元:国立成育医療研究センター|保険外併用療養費および、自由診療費について

保険適用の可否まとめ
  • プロペシア・ザガーロ:保険給付の対象外
  • AGA治療は自由診療として扱われる
  • 料金は医療機関ごとに異なるため、受診前に確認する

なお、デュタステリドには前立腺肥大症の適応を持つ別製剤もあります。AGA用のザガーロとは適応や製剤が異なるため、混同しないようにしてください。

AGA治療としての処方では保険が使えないという点を事前に把握したうえで、クリニックの料金体系を確認するようにしてください。

まとめ:デュタステリドとフィナステリドの違いを理解してAGA治療を始めよう

フィナステリドとデュタステリドの違いには、阻害する5αリダクターゼ(還元酵素)の型と効果の強さがあります。

どちらを使用するかは、症状や治療歴、既往歴、副作用への配慮などを踏まえて、医師と相談して決めます。

フィナステリドとデュタステリドはいずれも男性型脱毛症に対して推奨される薬です。

治療効果は通常6か月を目安に評価し、継続・変更・中止は医師と相談して決めます。

どちらの薬も自己判断での服用開始・中断・切り替えは治療効果を損なうリスクがあるので、必ず医師の処方と指示のもとで使用してください。

AGA治療薬の料金は、医療機関や薬剤、診察料、送料、定期配送などの条件によって異なります。

受診前に各医療機関の公式料金と適用条件を確認してください。

治療を長く続けるためにも、費用の見通しを立てたうえでクリニックを選びましょう。

まずは皮膚科などの医療機関を受診し、現在の症状や既往歴を医師に伝えたうえで、治療薬の適否を相談してください。

AGA治療に関する注意事項

当コラムは、AGA治療に関する一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨・保証するものではありません。

受診・服薬の際は、必ず各クリニックの医師の診断と指示に従ってください。

医療広告ガイドラインの遵守と公的情報の参照

当コラムは、ユーザーの皆様に正確かつ安全な情報をお届けするため、厚生労働省が定める「医療広告ガイドライン」および関連法規を遵守して記事を作成しております。

参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン|日本皮膚科学会

参考:医療法における病院等の広告規制について|厚生労働省

参考:医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針 (医療広告ガイドライン) |厚生労働省

治療の内容と費用(保険適用外の自費診療)について

当コラムで紹介しているAGA治療(内服薬・外用薬の処方、メソセラピー等)は、公的医療保険が適用されない「自由診療(自費診療)」となり、全額自己負担となります。

また、クリニックにより、別途診察料や血液検査代、オンライン診療のシステム利用料・送料等がかかる場合があります。

参考:保険診療と保険外診療の併用療養制度|内閣府

治療の効果・安全性と副作用リスクについて

  • 効果と安全性
    ヘアサイクルの関係上、効果を実感するまでに通常3〜6ヶ月程度の継続が必要です(効果には個人差があります)
    また、治療開始初期に抜け毛が一時的に増える「初期脱毛」が起こる場合があります。
  • 副作用と注意点
    主な副作用として、肝機能障害、性欲減退、勃起機能不全(ED)、動悸、息切れ、めまい、多毛症、皮膚のかぶれ等があらわれる場合があります。
  • 禁忌事項
    フィナステリドおよびデュタステリドを含む内服薬は、女性および未成年の服用が厳禁されています。
    特に妊娠中・授乳中の女性は、成分が皮膚から吸収されるだけで胎児の生殖器官の発育に悪影響を及ぼす危険があるため、お薬に触れることも避けてください。

オンライン診療について

当コラムで紹介している一部のクリニックでは、スマートフォンやPCを用いた「オンライン診療」に対応しています。

オンライン診療においても、医師による事前の問診・診察が必ず行われます。

安全性の観点から(血液検査の結果等により)、医師の判断でお薬の処方ができない場合や、対面診療を推奨される場合があります。

処方薬はご本人が受け取り、第三者への譲渡や転売は法律により固く禁じられています。

参考:オンライン診療について|厚生労働省

個人輸入・海外通販サイト(輸入代行サイト)の利用に関する警告

当コラムではAGA治療薬を医師の診察を受けずに個人輸入代行サイト(海外通販サイト)等からご自身で購入・入手することは極めて危険性が高いため一切推奨しておりません。

  • 偽造品(偽物)による深刻な健康被害
    WHOや製薬会社の合同調査等において、インターネット上で流通する治療薬の約4割が偽造品であることが報告されています。
    不純物の混入や有効成分の偏りにより、意識障害や最悪の場合は死に至る重篤な健康被害が多数報告されています。
  • 医師の診断がないことの危険性
    ご自身の判断で併用禁忌薬(一緒に飲んではいけないお薬)や基礎疾患のチェックを行うことは、命に関わる大変危険な行為です。
  • 公的救済制度の対象外
    ご自身の判断による個人輸入で購入した医薬品によって重大な副作用が起きた場合、国が医療費等を給付する「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となります。

安価であることを理由に海外通販サイトを利用することは避け、安全かつ確実な治療のために、必ず医療機関(対面またはオンライン診療)を受診し、医師の処方と指導の下でお薬を服用してください。

参考:個人輸入において注意すべき医薬品等について|厚生労働省

参考:医薬品副作用被害救済制度について|独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)

参考:偽造医薬品の関して報告されているもの|厚生労働省

医薬品医療機器等法(薬機法)に基づく表記

AGA治療に用いられる「ミノキシジル内服薬(飲み薬)」や、一部の海外製ジェネリック医薬品は、国内で承認されていない「未承認医薬品」に該当します。(※ミノキシジル外用薬(塗り薬)や、一部のフィナステリド・デュタステリド内服薬は国内承認薬です)

これら未承認医薬品は、各クリニックの医師の判断の下、個人の治療目的で厚生労働省の許可を得て輸入手続きが行われています。

個人輸入された未承認薬による健康被害については、公的な「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となる場合があります。

お問い合わせについて(免責事項)

当コラムは情報提供を目的としたメディアであり、医療機関ではありません。

具体的な治療プラン、お薬の在庫状況、ご自身の体質に合うかどうか(他のお薬との飲み合わせや血液検査の要否等)の詳細については一切お答えできかねます。

必ず紹介先(受診先)の各クリニックへ直接お問い合わせください。

当コラムの運営者

あさひクリニックのお役立ちコラムです。一般内科・一般外科・形成・皮膚科などの診療に携わる専門家の知見で正しい情報の発信を心がけています。

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